化合物和名:ビンクリスチン、ビンブラスチン (Vincristine, Vinblastine)
骨 格 名:モノテルペンインドールアルカロイド
生合成経路:アミノ酸-イソプレノイド

 キョウチクトウ科ニチニチソウ(Catharanthus roseus)に含まれるアルカロイドのうち、抗腫瘍作用を有するモノテルペンインドールアルカロイド二量体。微小管かその構成たん白のチュブリンに作用し、細胞の有糸分裂を中期で停止させ、細胞分裂を妨げる作用があり、ビンクリスチンは白血病、悪性リンパ腫、小児腫瘍などに、ビンブラスチンは非小細胞癌に用いられている。

vincristine_vinblastine