中国原産の落葉低木で、根皮を牡丹皮ボタンピと称し、漢方では駆瘀血薬として用いる。血行障害のある婦人科疾患で用いる処方に本品を含むものが多い。花期5月。主成分はペオノール(paeonol)なるアセトフェノン誘導体である。