ケイガイ(シソ科)
Nepeta tenuifolia (Lamiaceae)

中国北部原産の一年草。花期6~8月。花穂を生薬荊芥ケイガイと称し、解毒、発汗、解熱薬として用いるほか、腫瘍、湿疹、蕁麻疹を治す目的で、十味敗毒湯、駆風解毒湯などの漢方処方に配合する。モノテルペンを主成分とする精油を多く含むほか、シソ科タンニンと称されるロスマリン酸(Rosmarinic acid)も含む。

keigai
→戻る(2004.8.26;東邦大学薬学部薬用植物園)