リンドウ(リンドウ科)
Gentiana scabra var. buergeri (Gentianaceae)

本州、四国、九州の山野に自生する多年草。根を龍膽リュウタン(神農本草経上品)と称し、解熱、消炎、苦味健胃、利尿、利胆などの目的で漢方処方に配合する。局方は本種を基原に含めていないが、市場にでないからであり、トウリンドウとは成分的にほとんど変わらない。ゲンチオピクロシドスウェルチアマリンほかセコイリドイド系苦味成分のほか、ゲンチシンなどキサントン系色素を含む。

rindou

→戻る(2005.11.10;相模原市緑区寸沢嵐)