カキ(カキノキ科)
Diospyros kaki(Ebenaceae)

日本、朝鮮半島、中国で植栽される果樹。花期は6~7月。名医別録中品に柿として収載された。萼(通称へた)を柿蒂シテイと称し、證類本草に「柿蒂煮て飲めば亦たえつ(しゃっくり)を止む」とあり、漢方でしゃっくり止めに用いる。果実は食用。甘柿はわが国でヤマガキから選抜された生食用果実で渋柿は干柿とする。干柿の表面の白い粉は柿霜餅シソウベイと称し鎮咳、去痰、滋養に用いる。

kaki

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