ラカンカ(ウリ科)
Siraitia grosvenorii(Cucurbitaceae)

中国広西チワン族自治区の高地に自生するウリ科Siraitia grosvenorii(シノニム:Momordica grosvenorii)の果実で、市場では羅漢果ラカンカと称される。名の由来は特殊な薬能があると信じられたことから仏教の聖人羅漢に因んで名付けられたという。甘味物質モグロシドV(Mogroside V)を含み、天然甘味料として利用が拡大しつつある。モグロシドVの甘味度は砂糖の300〜400倍に達するという。(→関連ページ

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