タバコ(ナス科)
Nicotiana tabacum (Solanaceae)

熱帯アメリカ原産の多年生草本であるが、現在は世界中で一年生草本として広く栽培される。葉にはニコチン(l-nicotine)を主成分とするアルカロイドが乾燥重量の3~5%含まれる。葉を乾燥、発酵などの処理を施し喫煙料として利用するほか、粗製硫酸ニコチンを農用殺虫剤とする。

tobaco

→戻る(2003.11.18;東京都薬用植物園)