ツォリンガーゲッキツ(ミカン科)
Murraya paniculata var. zollingeri (Rutaceae)

インドネシアティモール諸島に特産するナガミゲッキツの固有変種。小葉の縁が波うって裏側のそり返り(→画像1)、果実が球形で頂端に突起があること(→画像2)で母種と区別される。ティモール島では山地の疎林内に生えるが、コモド島では海岸沿いでも見られる(→画像3)。変種名はスイスの植物学者でオランダ統治時代のインドネシアで活動したHeinrich Zollingerに因む。

zakuro

→戻る(1998年8月;インドネシア東ヌサテンガラ州コモド島)