イタドリ(タデ科)
Fallopia japonica var. japonica (Polygonaceae)

本邦山野のいたるところに生える多年草。葉は互生し、卵形~広卵形で縁に波状の鋸歯がある。花期7~10月。根茎を虎杖根コジョウコンと称し、緩下、利尿、通経、鎮痛薬とする。また若い茎をウドの代用として食することがあるが酸味がある。名の由来として「痛み取り」の薬効があるからという説がある。同属類縁種にオオイタドリがあり、葉の基部が心形、裏面が粉白色で全体として大型であることなどがイタドリとの区別点である。

itadori

→戻る(2005.9.10;相模湖町寸沢嵐)