本邦の野原や道端に生える二年草。名は雄藪虱で、ヤブジラミに似ていてやや雄々しい感じがするのでこのように名付けられた。本種の花弁の縁は赤紫色にに帯びるのでヤブジラミと区別できる。また、小花柄は3~4個とヤブジラミに比べて少ない。葉は3回3出複葉で小葉は細かく裂ける。花期5~7月。