カヤツリグサ(カヤツリグサ科)
Cyperus microiria (Cyperaceae)

本州、四国、九州各地の畑や荒地、道端などに普通に生える一年草。花期8~10月。田園地帯ではしばしば大群落となる。Cyperus属を代表する種であり、他に同属種としてアゼガタツリタマガヤツリなどがある。名は蚊帳釣草で、茎を両端から裂くと4つに分かれて四角になり、蚊帳のようになるのでこの名がある。また、この形を升に見立てて升草ますくさの別名もあるが、別属種の似た植物マスクサがあるので好ましくない。

kayatsurigusa
→戻る(2005.8.11;相模湖町寸沢嵐)