コアカソ(イラクサ科)
Boehmeria spicata (Urticaceae)

本州、四国、九州の山野に生える半低木状草本で、特に下部は木質化しよく分枝する。茎や葉柄は赤味を帯び、葉は尾状に尖る。根を小赤ショウセキ麻根マコンと称し、転打損傷、痔瘡に外用する。類似種としてアカソクサコアカソがあり、区別は容易ではない。名の由来は小赤麻こあかそ、すなわちアカソに似て小型だから。

koakaso

→戻る(2004.8.21;相模湖町寸沢嵐