宮城、山形以南の本州、四国、九州の山野に生える常緑高木。葉は長楕円形で革質、先は尖って全縁、3脈が目立つ。雌雄異株で写真は雌株である。花期は10~11月で、同時期に前年枝の果実が赤く熟すので花と実が同時に見られる。葉は革質で3脈が目立つ。庭木として植栽されることがある。名の由来に関しては、タモはタブの訛ったものといわれ葉の裏が白いタブノキという意味だという。マルバアオダモも丸葉青ダモで同じ語源である。