シュウカイドウ(シュウカイドウ科)
Begonia grandis (Begoniaceae)

中国~マレー半島原産の多年草。葉は互生し、卵状心形で先は尖り、縁に鋸歯がある。花期は9~10月。山地の湿り気のある木陰にしばしば群落をつくる。本邦では観賞用に栽培するが、中国では根を秋海シュウカイ棠根ドウコンと称し、活血薬とする。また花は天ぷらにして食べられるという。本邦に自生するBegonia属としてコウトウシュウカイドウ、マルヤマシュウカイドウの2種がある。名は秋海棠で、花がバラ科ハナカイドウMalus halliana(花海棠)に似ていて秋に花が咲くのでこのように名付けられた。

shukaidou

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