北米原産の一年草。本種とベニバナボロギクは山地の伐採地や山火事の跡などによく生え、数年で姿を消すといわれる。葉は披針形で不ぞろいの鋸歯があり、上部の葉は茎を抱く。茎の上部に円錐花序を出し頭花を上向きにつける。花期9~10月。原産地のアメリカでは山火事の跡によく生えるのでfire weedと呼称される。名は段戸襤褸菊で、愛知県段戸山で最初に発見され、頭花がボロギク(サワギクSenecio nikoensisの別名)に似ていることからこの名があるが、別属に分類される