本邦各地の山地に生える落葉低木。花期3~7月。葉は対生し、卵形~倒卵形で先は尖り、縁に細かい鋸歯がある。さく果は熟すると5裂して朱色の仮種皮に包まれた種子が露出する。同属の類似種にニシキギ、マユミがある。名は吊花で、花や実が吊り下がっている形に由来し、Euonymus属植物に共通する特徴である。