本邦各地の山麓や平地の林内に生えるつる性多年草。花期８～10月。葉は互生だが、側枝の先では４枚集まってつくことが多い。根はいわゆる朝鮮人参（オタネニンジン）に似ていることからその名の由来がある。つるを切ると白い乳液が出て悪臭を放つ。根を党参トウジンの代用として強壮薬とする。