中国原産で各地に帰化している。花期は7~8月。大型の奇数羽状複葉は互生し、小葉は長卵形で先は尖り、基部に歯牙があるほかは全縁である。樹皮を駆虫に用いる。ウルシの名を冠しているのは複葉がウルシに似ているからだが、分類学的にはウルシRhus属(ツタウルシなど)ではなくニガキ科であり、触れてもかぶれることはない。名は庭ウルシであろうが、詳しい由来は不明。