ノブドウ(ブドウ科)
Ampelopsis glandulosa var. heterophylla (Vitaceae)

本邦各地の丘陵、野原に普通に生える落葉つる性植物。葉は互生し、円形で3~5裂し、基部は心形、縁に鋸歯がある。花期は7~8月で葉に対生で集散花序を出す。果実は熟すると紫色~碧色になるが食べられない。ヤマブドウ、エビヅルなどブドウ属に属する種としばしば誤認されるが、葉の裏が淡緑色でほとんど毛がないのに対し、エビヅルでは褐色の伏毛が密生しているので区別できる。

nobudou

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