関東地方以西の山麓の草地や道端、石垣の隙間などに生える多年草。根生葉は3出複葉で長い柄があり、小葉は2~3裂する。茎葉の柄は短く基部は茎を抱く。花期は3~5月。中国では全草を天葵テンキ、地下部を天葵テンキ子シと称し、解毒、利尿薬とする。名の由来は姫烏頭で烏頭ウズ(トリカブト)に似て小型であることによる。