ママコノシリヌグイ(タデ科)
Persicaria senticosa (Polygonaceae)

本邦全土の道端や林縁、水辺などに自生する一年草。葉は互生し、三角形で先は尖る。茎葉に下向きの鋭い刺があり、さわると痛い。花期は5~10月。名は「継子の尻拭い」に由来し、刺が鋭く実の子だったら絶対にこの植物で尻を拭うことはしないが、継母ならかわいくない継子にの尻を拭うのに使うかもしれない、そうしたら継子はさぞ泣き叫ぶだろうな、という意味をこめて名付けられたのであろう。同属で類似種にミゾソバがあるが、刺はこれほど鋭くない。

mamakonoshirinugui
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