オキナワスズメウリ(ウリ科)
Diplocyclos palmatus (Cucurbitaceae)

南西諸島、台湾、南中国からインド、東南アジア、豪州、熱帯アフリカに分布するつる性一年草。沖縄では石灰岩地帯の路傍、林縁に多く見られる。葉は心形だが、大きく掌状に切れ込み、5~7裂片に分かれる。各裂片は卵形~卵状披針形、先は尖り、細かい鋸歯があって表面はざらつく。果実は直径約2センチの球形で、白い特徴的な縞模様があり、熟すと赤くなる。ヤマゴーヤの別名があるが食べられない。類名のウリ科植物にスズメウリクロミノオキナワスズメウリがあるが、別属に区別される。

okinawasuzumeuri

→戻る(花:2005.3.28; 実:2004.3.23 上原農道沿い)