オキナワテイカカズラ(キョウチクトウ科)
Trachelospermum asiaticum var. liukiuense (Apocynaceae)

大隅半島南部以南の南西諸島に分布する常緑藤本。陽当たりのよい山地林縁に生える。革質の葉は対生し、楕円形~卵状楕円形、全縁、先は短かく鋭く尖る。花期は3月~6月、枝先や葉腋に集散花序を出し、白色で高杯形の花冠の先は5裂する。痩果は細長く、長さ10~15センチで果柄に対につき、熟すと裂開して一端に白毛がついた種子を裸出する。結束用、観賞用に利用する。本土には同属種にテイカカズラがある。

okinawateikakazura

→戻る(2005.3.23 大見謝低地林縁)