アカバナヒルギ(ヒルギ科)
Bruguiera gymnorrhiza (Rhizophoraceae)

奄美諸島以南の亜熱帯、熱帯のマングローブ林に生える高木。葉は対生し、長楕円形で厚みがあり、先端は尖る。気根は短く真直ぐに出る。花期は3月~8月ごろ、葉腋から鮮やかな赤い萼の花を1つずつつける。果実は長さ約20センチ、直径2センチほどの胎生種子となり、崩落し砂泥に突き刺さって、あるいは潮流に流されて別の場所で発芽して増殖する。別名をオヒルギとも称する。杭などの用材み用いるほか、防風、防潮用に植栽することもある。樹皮はタンニンに富む。

akabanahirugi
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