沖縄諸島に自生し、また広く栽培されるカンキツの一種。国外では台湾にも自生が知られている。高さは5 メートルほど。花期は4月ごろ、夏に結実する。熟するとウンシュウミカンより一回り小さな黄色ミカン状果となるが、酸味が強く生食はできない。通常は未熟果を収穫し、レモンの代用とする。沖縄ではジュースに利用され、特産品となっている。