南米原産の多年草で、西表島では路傍や原野に帰化している。葉は3出複葉で互生し、小葉は楕円形~長楕円形で、先は尖る。花期は春から夏で、長く伸ばした花茎に多くの紅紫色の花を総状につける。豆果は熟すると黒褐色となり、一見、ヌスビトハギに似るが、分裂果ではない。短毛が密生して衣服によくつくので、動物などに付着して種子を散布すると思われる。