ヤエヤマハマゴウ(シソ科)
Vitex bicolor (Lamiaceae)

石垣島、西表島の海岸に近い低地に生える常緑小高木で、国外では東南アジア、旧世界の熱帯に分布する。葉は対生し、掌状複葉でであるが、時に3出複葉も混じる。小葉は長楕円~披針形で、全縁、先は鋭く尖る。花期は夏、枝先に円錐花序を出し、紫色の花をつける。西表島船浮にある群落は天然記念物に指定されている。本種をミツバハマゴウの変種とする見解もあるが、ここではYListに従う。

yaeyamahamagou

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