沖永良部島以南の南西諸島各島の山地に生えるつる性の落葉性低木。「いばら」の名にもかかわらず、刺はほとんどない。葉は卵形で互生し、薄い革質、両面とも濃い緑色、全縁、先は鋭形、円形、凹形と様々。花期は冬期で、葉腋から散形花序を出し、淡黄色の花を密につける。液果は熟すと赤色になる。サルトリイバラの変種。