オオバイヌビワ(クワ科)
Ficus septica (Moraceae)

奄美以南の南西諸島各島に生え、アジア・オセアニアの亜熱帯、熱帯に広く分布する常緑高木。葉は楕円形、全縁で先は鋭く尖り、両面無毛で光沢がある。葉腋に直径約2センチの扁平で球形の花嚢(熟せば果実)を1つずつつける。イチジク状果の表面は白い点のような皮目と縦条があり、同属他種とはかなり異なって見え、むしろカキバカンコノキの果実に似る。

oobainubiwa

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