ウラジロアカメガシワ(トウダイグサ科)
Mallotus paniculatus (Euphorbiaceae)

石垣島、西表島の二次林に生え、国外では台湾、中国南部、ミャンマー、マレーシアからオーストラリアまでの亜熱帯、熱帯に広く分布する半落葉の高木。葉は互生し、菱形状卵形、全縁で、大まかに3裂する。葉の表は無毛だが、葉柄と葉裏に銀白色の綿毛を密生し、名の由来もアカメガシワに似て葉の裏が白く見えるから。花期は10月~2月、枝先に円錐花序を出し、小さな花を多くつける。室果は3室で直径1~1.2センチほど。西表島にはアカメガシワも自生するが、葉の裏が白く、花序が垂れ下がるのでアカメガシワと容易に区別できる。

urajiroakamegashiwa

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