奄美諸島以南の南西諸島、台湾、フィリピンにに分布する低木。暗い林内の樹下に生える。革質の葉は対生し、長楕円形、全縁で先は尖り、表面は無毛、裏面は短毛がある。花期は3月~5月、葉腋に1~4個の白く小さな花をつけ、果実は液果で熟すと黒紫色になる。同属他種であるタイワンルリミノキ、マルバルリミノキと比べると花、実ともに小さく目立たない。