リュウキュウガキ(カキノキ科)
Diospyros maritima (Ebenaceae)

徳之島以南の南西諸島、台湾ほか、東南アジア各地、ミクロネシア、豪州の亜熱帯、熱帯の海岸地帯に分布する常緑の中高木。石灰岩地帯に多く見られるが、西表島では道路沿いの林縁にもよく見かける。葉は革質で光沢があって互生し、全緑、先は鈍く尖り、長楕円形~倒卵状楕円形。花は葉腋から短い柄を出し、数個の淡黄色の花をつける。液果は熟すと橙色になりカキに似るが、有毒で食べられない。沖縄では魚毒に本種の実を用いたという。

ryukyugaki

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