化合物和名:アミグダリン (Amygdalin)
骨 格 名: 
生合成経路:シキミ酸

 バラ科モモ(Amygdalus persica)の種子(トウニン)、同アンズ(Armeniaca vulgalis var. ansu)の種子(キョウニン)や同ウメ(Armeniaca mume)果実に含まれ、糖部を切断するとマンデロニトリル(mandelonitrile)を経てシアン化水素を発生する。トウニン、キョウニンに水を加えてつき砕くとベンズアルデヒドの匂いがする(13局まで確認試験法として記載されていた)が、酵素反応で本物質が分解してシアン化水素のほかベンズアルデヒドを生成するからである。

amygdalin