タデ科ダイオウ(Rheum sp.)、マメ科エビスグサ(Senna obtusifolia)など植物界に比較的広く分布するアントラキノン系色素で、遊離あるいは配糖体として存在する。瀉下薬として用いられる生薬や薬用植物には本成分またはその類縁体(アロエエモジンなど)が含まれるが、瀉下作用の本体ではない。