ムラサキ科ムラサキ(Lithospermum erythrorhizon)紫色の色素。薬理作用として抗炎症作用と創傷治癒作用のほか、殺菌作用、抗潰瘍作用が報告されている。植物体内ではエステル体として存在する。口紅の色素として利用されている。ムラサキ科別属種のアルカネット(Anchusa officinalis)に含まれる色素アルカニン(Alkanin)はシコニンの鏡像異性体である。