南アジア原産といわれる一年草で、江戸時代中期に日本に伝わった。第三改正版局方では曼荼羅マンダラ葉ヨウの名で収載され基原種とされたが、第四版以降はシロバナヨウシュチョウセンアサガオを基原とするように変更され、第七版までダツラの名で収載された。生薬としては鎮静鎮痙藥として用いられ、アトロピン・スコポラミンの製造原料とされる。