南米原産の多年草で栽培から逸出したものが各地に帰化している。葉は披針形で互生し、基部は鞘状となって茎を抱く。同属帰化種であるムラサキカタバミとよく似るが、花はピンクで濃紅色の脈が目立ち、やくは黄色なので区別できる。花期4~9月。名は芋カタバミで、在来種のカタバミの仲間で根が芋のように肥大するから名付けられたが、園芸用に栽培される種にしては無粋な名である。