南アメリカ原産の多年草。花期5~7月。葉は根生し、3出の小葉は倒心形。観賞用に植栽されたものが逸出し全国的に広がり、今日では空き地や道端、庭の隅などに見られる。よく似た外来帰化種にイモカタバミがあるが、本種の花は淡いピンク色でやくは白いので区別できる。名は紫色の花をつけるカタバミの意味である。