ゲンノショウコ(フウロソウ科)
Geranium thunbergii (Geraniaceae)

本邦各地の日当たりのよい山野に普通に生える多年草。葉は対生し、3~5に中裂~深裂する。花期は7~10月。全草を収斂、止瀉、整腸薬とする。多量のタンニンを含む。わが国古来の民間薬で、名の由来は現の証拠、すなわち飲んですぐに薬効があることによる。葉は有毒であるウマノアシガタに似ているので、花期前の採集には注意が肝要である。(→関連ページ

gennoshouko

→戻る(2004.9.17;相模湖町寸沢嵐)