本州中部以西の山野に生えるつる性多年草で朝鮮、中国にも分布する。葉は互生して3裂ないし掌状に5〜9裂して基部は心形、両面に毛があり、長い葉柄がある。中央裂片の先は長く尖り、一方、側裂片の先は短く丸い。花期は7〜8月。名の由来はオニドコロの仲間で葉の形がカエデに似ていることによるが、イタヤカエデなら似てなくもない。それよりモミジドコロの別名がある同属種キクバドコロに似て紛らわしい。