キンミズヒキ(バラ科)
Agrimonia pilosa var. japonica (Rosaceae)
本邦各地の道端や草地に生える多年草。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉の縁は鋸歯がある。花期は7~10月。根を竜芽草または仙鶴草と称し、止血、止瀉薬とする。高含量のタンニンを含む。名の由来は金色の花を咲かせるミズヒキであるが、分類学的にはミズヒキはタデ科であり関係はない。また、名前の紛らわしいギンミズヒキはミズヒキの白花品種である。
→戻る(花:2004.8.24;果実:2004.10.18;相模湖町寸沢嵐)