→戻る コケオトギリ
コケオトギリ(オトギリソウ科)
Hypericum laxum (Hypericaceae)

本邦全土の野原、休耕田などの湿ったところに生える小型の多年草。葉は対生し、広卵形で先は鈍く尖り全縁。オトギリソウなど他のオトギリソウ属と違って葉や花に黒点がないので、オトギリソウ属に広く含まれるヒペリシン(hypericin)はほとんど含まれない。花期7~9月。名は苔オトギリで、オトギリソウに似て非常に小さいことから名付けられた。

kokeotogiri

→戻る(2004.8.26;相模湖町寸沢嵐)