タカトウダイ(トウダイグサ科)
Euphorbia lasiocaula (Euphorbiaceae)

本州、四国、九州の丘陵や山地に生える多年草。長楕円状披針形の葉は互生する。茎の先に5個の葉を輪生し、中心から数個の得を出し、小さな杯状花序をつける。花期は6~7月。根を大戟タイゲキと称し、利尿通経薬とする。同属類似種にトウダイグサナツトウダイがあり、いずれもトウダイの名を冠する。トウダイは燈台で花の形が昔のローソクを用いた照明に似ているからであり、本種はトウダイグサ類の中でも丈が高いのでタカトウダイと名付けられた。

takatoudai
→戻る(2004.6.27;八王子市中山)