タツナミソウ(シソ科)
Scutellaria indica (Lamiaceae)

本州、四国、九州の丘陵の林縁や草地に生える多年草。葉は対生し、広卵形、先は丸みがあって基部は心形で両面とも軟毛がある。茎先に花穂をだし、一方に偏って花をつける。名の由来はこの花の形を立浪に見立てた。花期は5~6月。コバノタツナミは本種の変種であり、そのほか同属種としてオカタツナミソウヤマタツナミソウや漢方薬原料となるコガネバナがある。

tatsunamisou
→戻る(2004.4.29;八王子市南大沢)