ナガバギシギシ(タデ科)
Rumex crispus (Polygonaceae)

欧州原産の多年草で、本邦各地の荒れ地、路傍に帰化している。葉は長楕円形で細長く、基部はくさび形~切形、縁は著しく波打つ。果実の翼(内花被片)は卵円形、円頭、緑白色、側縁は全縁。在来のギシギシと類似するが、本種は葉の縁が著しく波打ち、花穂が赤く色づく。エゾノギシギシともよく似るが、本種は茎葉にあまり赤味を帯びず、葉が細長い。花期は6~8月。

nagabagishigishi
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