ネコハギ(マメ科)
Lespedeza pilosa (Fabaceae)

本州、四国、九州の日当たりのよい草地などに生える多年草。全体に毛が多く、葉は3出複葉で互生し、小葉は倒卵形で円頭で全縁。花は葉腋に3~5個つく。花期は7~9月。茎は基部近くで分枝して地をはうが、つる性ではない。ハギ属で草本は本種のほか、メドハギなどで、多くはキハギマルバハギツクシハギなどの木本低木である。名は猫萩であろうが、ハギの仲間にしては軟毛が多いのをネコのイメージと重ね合わせて命名したものであろう。

nekohagi

→戻る(2004.9.3;相模湖町寸沢嵐)