ヤブタバコ(キク科)
Carpesium abrotanoides (Asteraceae)

本邦全土の山野の林縁ややぶに生える多年草。花期は9~10月。名前の由来は葉がタバコの葉に似ていることによる。葉を天命精(テンメイセイ)と称し民間で打ち身に用い、果実を鶴虱(カクシツ)と称し駆虫薬とする。分類学的にはガンクビソウヒメガンクビソウコヤブタバコの仲間であるが、形態的には別属のシュウブンソウの方がよく似ている。

yabutabako

→戻る(2005.10.25;町田市小山)