ハマゴウ(シソ科)
Vitex rotundifolia (Lamiaceae)

本州、四国、九州、琉球の海岸の砂地に生える落葉低木。葉は対生し、楕円形~広卵形、全縁、先は丸く、裏面は灰白色の毛が密生し緑白色。花期は西表島ではほぼ周年、枝先に円錐花序をつけ、芳香のある青紫色の脣形状花をつける。核果は直径6~7ミリの球形。果実を曼荊子マンケイシと称し、解熱、強壮、清涼剤あるいは浴湯料として用いる。西表島では同属他種としてミツバハマゴウヤエヤマハマゴウがある。

hamagou

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