ヒヨス(ナス科)
Hyoscyamus niger (Solanaceae)

ユーラシア原産の多年草。葉を鎮痛、鎮痙薬とする。トロパンアルカロイドを含み、主成分ヒヨスチアミン(hyoscyamine)アトロピン(atropine)の光学活性体(左旋性)である。因みに神農本草経下品の莨蓎子ロウトウシはヒヨスの実である。莨蓎は開宝本草で莨菪ロウトウと表記されたが、わが国ではハシリドコロに充てられた。(→関連ページ

hiyosu

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