チチコグサ(キク科)
Euchiton japonicus (Asteraceae)

本邦全土の山野の道端や荒地に多く生える多年草。葉は広線形で少なく、両面とも綿毛があるが、表面の穂が薄い。頭花は茎の先につき、花序の下に苞葉が放射状につく。花期5~10月。ハハコグサと同じ仲間だが、認知度はずっと低い。同属外来種で同じチチコグサの名をもつものにチチコグサモドキウスベニチチコグサウラジロチチコグサがあり、特に前2種とはよく似る。名は父子草で、類似種のハハコグサ(母子草)に対して付けられたものである。

chichikogusa
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